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中央環境サービスのよもやま話~新しい需要~

皆さんこんにちは!

中央環境サービス株式会社の更新担当の中西です。

 

~新しい需要~

医療用廃棄物が発生する場所と聞くと、

大きな病院。

クリニック。

をイメージする人が多いでしょう。

しかし医療サービスは、病院の中だけで行われるものではありません。

高齢化や在宅医療の広がりによって、

訪問診療。

訪問看護。

在宅療養。

介護施設。

高齢者住宅。

など、さまざまな場所で医療に近いサービスが提供されています

そこで今後重要になるのが、病院以外の場所から発生する医療系廃棄物をどのように安全に管理・回収するかという課題です。

今回は、高齢化・介護・在宅医療という視点から、医療用廃棄物収集業にどのような需要が広がっていくのかを考えてみましょう

医療は“病院へ行くもの”だけではなくなる

高齢者の中には、

通院が難しい。

移動が負担。

自宅で療養したい。

という人がいます。

そこで医師が自宅へ訪問する訪問診療。

看護師が訪問する訪問看護。

といったサービスがあります。

自宅で、

点滴。

注射。

処置。

などが行われれば、使用済みの医療資材が発生することがあります。

つまり医療廃棄物の発生場所が、

病院。

から、

地域のさまざまな場所へ分散する

可能性があります。

訪問看護ステーションにも需要‍⚕️

訪問看護ステーションでは、看護師が利用者宅を訪問します。

医療処置の内容によっては、

ガーゼ。

手袋。

処置用品。

などが発生します。

それらを適切に管理し、事業所へ戻す。

その後、専門業者へ引き渡す。

こうした流れが必要になる場合があります。

訪問看護事業所が増えれば、医療系廃棄物収集会社にとっても新しい顧客になります。

小規模事業所が地域に増える

大病院一件なら大量回収できます。

一方、訪問看護ステーションは一施設あたりの量が少ない場合があります。

しかし地域に、

10施設。

20施設。

と増えれば、一定の需要になります。

そこで重要なのがルート設計です。

午前中に、

A訪問看護。

Bクリニック。

C歯科。

午後に、

D介護施設。

E薬局。

というようにまとめる。

医療・介護系施設を地域単位で回ることで効率化できます

介護施設でも医療行為が行われる場合がある

介護施設では、日常生活支援が中心ですが、利用者の健康状態によって医療的なケアが必要になることがあります。

施設内に看護師がいる。

医師が定期訪問。

処置が行われる。

こうした場合、医療系廃棄物が発生することがあります。

高齢者施設は、

特別養護老人ホーム。

有料老人ホーム。

サービス付き高齢者向け住宅。

などさまざまです。

高齢者人口が増える社会では、こうした施設の廃棄物管理需要も重要になります。

施設側は専門知識を求めている

病院には廃棄物管理に慣れているスタッフがいる場合があります。

しかし介護施設では、

「これはどの容器に入れる?」

「どこへ保管する?」

「回収はどうすればいい?」

と迷うことがあります。

そこで回収業者が、

容器。

分別方法。

保管方法。

回収頻度。

を分かりやすく提案します。

分からないことを相談できる回収会社

になることが重要です。

在宅療養では家族にも分かりやすい仕組みが必要

自宅療養の場合、医療従事者だけではなく家族が廃棄物管理に関わることもあります。

そこで難しい専門用語ばかりではなく、

これはこの容器。

フタを閉める。

子どもの手が届かない場所。

など、簡単に説明することが重要です。

回収会社が直接家庭へ対応する形になるか、医療機関を経由するかなどはサービス形態によって異なりますが、在宅医療が広がるほど安全な廃棄ルートづくりの重要性は高まります。

高齢者住宅での感染対策

多数の高齢者が生活する施設では、感染対策が重要です。

一人が感染症にかかる。

施設内へ広がる。

というリスクがあります。

そのため、

手袋。

マスク。

防護用品。

などを使用する機会が増えることがあります。

こうした廃棄物を適切に分別し、長期間放置しないことが重要です。

収集会社が定期回収することで、施設の衛生管理を支えます。

訪問医療が広がれば“小口多拠点”需要が増える

従来型の医療廃棄物収集では、

大型病院。

を中心に考えやすいですが、今後は、

小さなクリニック。

訪問看護。

介護施設。

美容医療。

さまざまな拠点を回る需要が増える可能性があります。

一件あたりの量は少ない。

でも拠点数が多い。

この市場では、

大型車両。

より、

小回りの利く車両。

効率的なルート。

が重要になります。

美容医療分野にも需要✨

美容クリニックでも、

注射。

美容点滴。

処置。

などが行われます。

その際、使用済み医療用品が発生します。

美容医療施設は、

駅前。

ビル内。

都市部。

に多い場合があります。

そのため、

大型車両が入れない。

駐車時間が短い。

人通りが多い。

という条件があります。

小型車両で短時間に回収するなど、都市型のサービスが求められます。

動物病院にも類似の収集需要

医療に近い現場として動物病院もあります。

動物への治療。

注射。

手術。

などで、さまざまな廃棄物が発生します。

人の医療機関とは扱いが異なる部分もありますが、安全性を考えた適切な収集・処理が必要になるものがあります。

地域のクリニックを回るルートに動物病院を組み込むことで、収集効率を高められる場合もあります。

薬局との連携需要

調剤薬局でも、業務内容によっては適切な管理・処理が必要なものが発生する場合があります。

薬局は病院・クリニックの近くにあることが多いため、回収ルートとの相性があります。

例えば、

クリニック。

歯科。

薬局。

を同じ医療モール内で回る。

一回の駐車で複数顧客へ対応できます。

ルート密度が高いほど事業効率も高まります。

地方では回収距離が長くなる

都市部は医療機関が集中しています。

一方、地方では、

AクリニックからB病院まで20km。

という場合があります。

回収量が少ないのに移動距離が長い。

これが課題です。

そこで、

曜日別。

地域別。

に回収日をまとめます。

月曜は北部。

火曜は南部。

などです。

地方では、地域全体の医療インフラを支える視点が重要になります。

過疎地ほど“回収を止めないこと”が大切

地方の小規模クリニックでも、地域住民にとっては重要な医療拠点です。

排出量が少ないから回収しない。

では医療機関が困ります。

そこで、

近隣施設との共同ルート。

定期回収。

を工夫します。

採算と地域医療支援のバランスを取りながらサービスを維持できる会社には大きな社会的価値があります。

介護事業者との一括契約

大手介護事業者は、複数施設を運営しています。

A市に5施設。

B市に10施設。

という場合があります。

そこで本部と一括契約し、

全施設の回収を統一。

容器も統一。

管理方法も統一。

とすれば、事業者側の負担が減ります。

収集会社にとっても複数施設を一度に獲得できる可能性があります。

施設本部向けの回収実績管理

複数施設を運営する法人では、

どの施設からどのくらい排出?

という情報を管理したい場合があります。

そこで、

施設別。

月別。

回収実績。

をデータ化。

本部へ報告。

これが付加価値になります

収集会社が単に車両で回るだけではなく、

廃棄物管理データまで提供する会社

へ進化できます。

高齢化で“医療と介護の境界”が近くなる

高齢者は、

介護だけ。

医療だけ。

ではなく、両方の支援を必要とすることがあります。

病院から退院。

介護施設へ。

訪問診療を受ける。

訪問看護。

こうした流れが増えると、医療行為が行われる場所も多様になります。

その結果、廃棄物管理も、

「大病院だけ対応すればいい」

という時代ではなくなります。

地域全体を見て回収ネットワークを作る必要があります。

災害時の在宅医療にも対応力が必要

災害が起きると、

病院へ行けない。

避難所。

在宅療養。

といった状況も考えられます。

その際、医療系廃棄物の処理体制も課題になります。

通常ルートが使えない。

道路が通れない。

回収頻度を変更。

こうした非常時に備えたBCPも重要です。

医療・介護事業者の人手不足を支えるサービス

医療・介護業界でも人手不足が課題です。

職員が足りない中、

廃棄物を遠くまで運ぶ。

細かく管理。

という作業負担は減らしたいものです。

そこで回収会社が、

容器設置。

定期回収。

交換。

データ管理。

まで一括対応する。

医療・介護スタッフは本来業務へ集中できます。

“小さな医療拠点”をつなぐ回収インフラ

これからの医療用廃棄物収集業に求められるのは、大病院一件を回る能力だけではありません。

地域の、

クリニック。

訪問看護。

介護施設。

歯科。

美容医療。

さまざまな拠点を効率よくつなぐことです。

医療が地域へ分散すれば、廃棄物収集も地域へ分散する。

この変化に対応できる会社には新しい需要があります。

医療用廃棄物収集は地域包括ケアを陰から支える

高齢者が増え、

病院から在宅へ。

施設へ。

医療サービスの提供場所は多様になります。

しかし場所が変わっても、

医療行為がある。

廃棄物が出る。

安全に処理する必要がある。

という基本は変わりません。

だからこそ、医療用廃棄物収集業も地域医療の変化に合わせて進化する必要があります。

大病院だけを見るのではなく、

地域全体の医療・介護ネットワークを支える回収業者へ。

高齢化・在宅医療・介護サービスが続く限り、安全な廃棄物回収への需要も存在します。

目立たない仕事でありながら、高齢者や医療従事者が安心して暮らせる地域を支える仕事として、医療用廃棄物収集業はこれからさらに重要な役割を担っていくでしょう✨